7月21日にリリースされるSMAPのニュー・アルバム「We are SMAP!」に、「SWING」という楽曲を提供させてもらいました。
「SWING」は、ミズノマリちゃんの「気絶するほど、ラグジュアリー」(作詞・Chocorat & Akito)、20th Century(V6)の「DANCING MACHINE」、危険日チャレンジ・ガールズ!の「FUNKY_FUN!」を一緒に手掛けた谷口尚久君との共作です。
まだ正式に発表されていない数曲も含め、谷口君と僕のこれらの楽曲での役割分担は、主に谷口君が作曲を、僕が作詞を担当し、その上でお互いが少しずつ相手の領域(作詞と作曲)に介入するというもの。
ただし、例外がふたつあって、ひとつは結果的に僕が書いた歌詞を変更し、片寄さんとショコラさんに詞を新しく書き直してもらった「気絶するほど、ラグジュアリー」。もうひとつは、キケチャレの「FUNKY_FUN!」。この曲は僕が主に作曲もしました。
さて、今回の「SWING」のクレジットは、作詞:西寺郷太・谷口尚久/作曲:谷口尚久・西寺郷太、となっています。分担はまさにそう書いた通りで、僕は主に作詞家としての参加です(ちなみに、ブリッジのメロディのみ僕です、注意して聴いてみてください・笑)。
谷口君は、大学時代からの仲間で、元々、ベース千ヶ崎(ひげ)と小松、奥田が一緒にやっていたバンド「ハラショーズ」のヴォーカル&ソングライターです。学生時代は僕とパートが同じなので、一緒にスタジオに入ることなどはなかったのですが、ここ最近共作を続けています。
彼とのコンビネーションの「良さ」のポイントは、端的に言えば「お互いに相手にはない持ち味を持っているから」ということに尽きます。加えて、ふたりとも曲作りが早いこと、お互いがプロデューサー的視点を持っているので厳しくディレクションもしやすい、ということも武器です。
今回の「SWING」は、5月の「マイケル&ジャクソンズ、ライナー13作品執筆」と同じ時期に仕上げの作業を依頼されたので、個人的には非常に厳しいスケジュールでした。
が、ソングライターとしても大きな仕事であるのはわかっていましたので、集中して谷口君との間でやりとりを繰り返した末に曲を完成させました。
最終的にデモテープはニューヨークへと送られ、なんとドラマーはあのオマー・ハキム、ベースにウィル・リーなどが参加すると聞き驚きました。アレンジャーはスティーリー・ダンの名作「ガウチョ」や、ソロになったドナルド・フェイゲンの「ナイトフライ」、マドンナ、ダイアナ・ロスとのコラボレーションで僕にとっては学生の頃から何度も何度もプレイを聴き育った鍵盤奏者のロブ・マウンジーです。
先日、曲順が発表されて驚いたのですが、今回のアルバム「We are SMAP!」の2曲目(1曲目は久保田利伸さんが手掛けた短い導入なので、実質歌ものとしてトップ)を飾ることが出来る、という嬉しい結果もおまけでついてきました。
僕は「ザ・ベストテン」に夢中になった幼少時から、日本のアイドル・ポップというものに心酔し、筒美京平さんや松本隆さんを始めとする職業作曲家、職業作詞家を尊敬して生きてきました。
今回の楽曲「SWING」は、谷口君の作ってきたデモの段階で、完成形に近いオーソドックスかつゴージャスなビッグ・バンド的アレンジが施されていました。
僕はそこに歌詞を乗せるにあたり、SMAPが独自に持つユーモラスであり、ラフであり、それでいてショービジネス的であり、エネルギッシュなエンターティナー感覚を生かした作詞を心がけました。
僕が好きな「SHAKE」や「ダイナマイト」のような、無意味なまでにポップに暴走する20代のやんちゃなSMAPに、「日本を元気にする」責任のある世代として、30代の日本代表として、成熟したここ数年のSMAPの視点をミックスするという「職業作詞家」としての狙い。これは、自分でもかなりうまくいったと思ってます。ぜひ、聴いてみてくださいっ!
完成以来、何度もノンストップで繰り返し聴いていますが、ヴォーカリストとしての5人の個性に「脳みそ」がヤラレるほど癖になってます。改めて、流石だなと・・・。完全に同世代で、勝手にシンパシーも感じてきたSMAPは、僕にとってやはり別格です。
嬉しかったです。
ノーナと並行して、これからもたくさんのアーティストに多様な楽曲を作っていきたいです。
ぎゃんばります!

